2010/12/19 高ケ坂松葉調整池

東京都町田市内に高ケ坂松葉調整池という調整池があります。全面コンクリート張りの調整池ですがコンクリートの隙間から染み出し水が出ていて、常に水がある状態でした。

そんな調整池を見て近所にお住まいの調整池を管轄する部署の町田市職員の方が水位を少しあげ、メダカを20匹ほど放流されました。

それから数年後、生物調査を行ったところ推定数万匹のメダカと多数のモツゴ(クチボソ)、オオヤマトンボを始めとする多種のヤゴが見つかり、生きものの賑わう池となっていました。

それを受けて町田市はここを生物多様性に配慮した調整池として整備し、毎偶数月に町田市と鶴見川源流ネットワークの協働でクリーンアップと生きもの調査を行っています。

久しぶりにその活動に参加してきました。天候にも恵まれリフレッシュできました。

調整池の様子

町田市さんからの挨拶で活動スタート。

子供たちは早速生きもの調査へ出発。

河口、鶴見からやって来た小学生もいて賑やかな生きもの調査となりました。

大人たちは前半池とその周辺のクリーンアップ。

繁茂しすぎたガマやアシの刈り取り。

作業終了後は見つかった生きものの説明がありました。

見つかった生きもの
メダカ(メダカ科 メダカ亜科 メダカ属 学名:Oryzias latipes)

モツゴ(コイ科 ヒガイ亜科 モツゴ属 学名:Pseudorasbora parva)

カワムツ?

本来関東にはいない魚で、旺盛な繁殖力で生態系での同じポジションにいるモツゴを被圧して困った存在です。鶴見川本流でも数を増やしオイカワを被圧しており、生態系を考えない放流者に困っています。

クロイトトンボ(イトトンボ科 クロイトトンボ属 学名:Cercion calamorum)

ギンヤンマ(ヤンマ科 ギンヤンマ属 学名:Anax parthenope julius)

オオシオカラトンボ(トンボ科 シオカラトンボ属 学名:Orthetrum triangulare melania)

オオコオイムシ(コオイムシ科 コオイムシ亜科 コオイムシ属 学名:Appasus major)

メスがオスの背中に卵を産み付け、オスは卵がふ化するまで面倒を見ます。

カワセミ(カワセミ科 カワセミ亜科 カワセミ属 学名:Alcedo atthis)

作業が終わった頃を見計らって姿を現しました。