2006/06/10 恩田川(十日市場)


一昨年、中山〜十日市場間の恩田川周辺の田んぼと用水路でマルタニシ、マシジミの仲間、ホウネンエビが生息しているのを発見し、折りを見ては中山から十日市場まで歩き、これらの生きものがまだ生息しているか確認しています。

先週、中山〜十日市場間の恩田川沿いを歩いたのですが、マルタニシとマシジミの仲間は確認できたのですが、ホウネンエビは田植えを終えたばかりで時期的に早かったようで、確認できませんでした。

そこで今日はリベンジでホウネンエビを探しに行ってきました。
周辺にはけっこう田んぼがあり、くまなく探してみたのですが、見つかった場所は局所的で、やはり昨年、一昨年と同じ田んぼでした。

生息場所が局所的であると言うことは、その田んぼの持ち主に何かの事情が発生し田んぼを維持できなくなった場合、ここの個体群が絶滅してしまうことになってしまいます。ただでさえ都市河川で市街化率が80%を超えている鶴見川では開発により田んぼも含む緑地が消えつつあるので、万一のときの絶滅回避のために自宅で飼育を試みようとしているところです。

なんとか念願ホウネンエビに出会えましたが、彼らはどうも田んぼに水が入り、代かき、田植えが終わる頃に卵が孵るようで、今日見つかったのは未成熟な個体だけでした。
来週通院で中山に行く用事があるのでその時にまた確認に行く予定です。今度はたぶん成体を確認できるでしょう。

●クリの花満開
 栗の木の花が満開でした。あの独特のにおいを嫌う人が多いと思いますが、私にとっては季節を知らせてくれる香りで、けっこう気に入っています。

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●カルガモ
 カルガモが田んぼに食べ物を探しに来ていました。

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●ショウリョウバッタの幼虫?
 ピンク色をしたショウリョウバッタと思われるバッタの幼虫を見つけました。バッタの仲間には時々こういう個体がいるそうなのですが、バッタというと緑か茶色のイメージが強いので不思議な感じです。

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●イチョウキゴケ
 周辺くまなく探したおかげで思わぬ発見。環境省のレッドデータブックで絶滅危惧?類(ごく近い将来に絶滅の危険性が高い種)に指定されているイチョウウキゴケが見つかりました。しかし、これも見つかった場所が局所的で、そこに残土を盛って畑にでも変えられたらそれだけでアウトです。

 ちなみに浮き草の仲間のように見えますが、その名の通りコケの仲間です。イチョウの葉の形をしていて水に浮いているコケということですね。

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●ホウネンエビ
 本命のホウネンエビに出会えました(^_^)。
 写真中、一番大きくて、えらと尻尾の境界部分が膨らんでいるので♀で、残りの三匹は♂です。♀は成熟するとその膨らんでいる部分に卵を抱えます。

 ちなみにホウネンエビは漢字で書くと「豊年海老」。この子たちがたくさん現れた時は稲が豊作になるということからつけられた名前です。

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