多摩境駅周辺の谷戸(2003/06/08)

いるか丘陵の口元あたり、多摩川と境川を分ける分水嶺の境川側の斜面に位置する京王相模原線多摩境駅の周辺は、町田街道と並走し、鑓水まで通じる幹線道路が開通し、郊外型の大型ショッピングセンターの進出等もあって、私がこの近くに引っ越してきた頃、薮こぎ中にフクロウに出会った森は跡形もなく消え去り、すっかり姿を変えてしまいまいました。(T_T)
(なお、分水嶺を境に多摩川側の斜面は現在小山内裏公園として保全されることになっています)

そんな多摩境駅近くの境川斜面の一角に、まるでそこだけぽっかりと取り残されたような谷戸を見つけ、歩いて来ましたのでそのときの様子を報告します。

谷戸の下手から見た風景。
その尾根の向こうに別世界の街が広がっているとは...

谷戸の中を通る道。とても懐かしさを覚え、気持ちが落ち着きます。

公園として整備する予定でもあるのでしょうか。谷戸のどん詰まりあたりに小さな池があってロープで囲われ立ち入り禁止になっていました。

谷戸の奥から流れ出してくる水。けっこう水量は多い様です。
またこの付近の地質の特性か鉄分が多いようで、それを食べるバクテリアらしき茶色の固まりが底に広がっています。

ヤマサナエ(サナエトンボ科 アジアサナエ属 学名:Asiagomphus melaenops (Selys))

池の付近で出会いました。トンボ好きの私にはちょっとウレシイ。


谷戸中央部の谷底の様子。豊富な水量と適当な草むら。カルガモたちを見かけましたが、子育てをするにはよさそうな場所と思われます。

最後にこのすてきな谷戸がよい形で残ってくれる事を願います。

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