2012/04/27 山口(ラショウモンカズラ発見!)

この日は以前見つけたイチリンソウの様子を見に行ってきました。まずは道路脇に咲いている満開のフデリンドウのお出迎え。天気も良く幸先の良い出だしです。途中初めて見る湿地に生えている背の高いキク科の植物を発見。帰って調べて見ると「サワオグルマ」と判明。また新しい発見がありテンションが上がります。さて目的のイチリンソウですが満開状態で純白のきれいな花を咲かせていましたが、写真を撮っているとカキドオシの花を二回り大きくしたような花を見つけました。葉の形もカキドオシとは全く違っていて初めて見る植物です。帰って調べたところカキドオシと同じシソ科の「ラショウモンカズラ」とわかりました。サワオグルマといいラショウモンカズラといい予想外の新種に出会い得した気分になりました。
ただ一つ残念だったのは途中ノスリのつがいが飛びながら鳴き交わしているところに遭遇したのですが、観察していると一羽が自分がいる背後の雑木林の方へ、もう一羽が向こう側の雑木林の方へ姿を消しました。その後も鳴き交わしていたのですが私はてっきり飛んでいるものと思っていて撮影することはあきらめていました。しかし背後の雑木林から聞こえてくる声の大きさが変わらないので不思議に思って声の聞こえるほうへ歩いていったらすぐ近くの木の上に止まっていました。あわててカメラの準備をしているともう一羽が飛んできてその個体と一緒に飛び去ってしまいました。もっと早く気がつけば至近距離からの撮影ができたかと思うと残念です。

大将山から飛石山に連なる峰。

萌える雑木林

いつも気になるけれどその後の行程を考えると立ち寄れないため池。なんとか一度攻めてみたいです。

【虫編】

カワトンボsp(カワトンボ科 カワトンボ属)

金属光沢の体がきれいです。

ホソミオツネントンボ(アオイトトンボ科 ホソミオツネントンボ属 学名:Indolestes peregrinus)

シオヤトンボ(トンボ科 シオカラトンボ属 学名:Orthetrum japonicum japonicum)

キタテハ(タテハチョウ科 キタテハ属 学名:Polygonia c-aureum)

翅の表面しか気にしていなかったのですが裏面はかなり渋いのですね。

シロヒトリ(ヒトリガ科 ヒトリガ亜科 学名:Chionarctia nivea)

道路のあちこちに出てきていて車に轢かれたもの多数。

クロマルハナバチ(ミツバチ科 マルハナバチ亜科 学名:Bombus ignitus)

ようやく写真を撮ることができたのですが、この種の特徴である黄色いお尻を撮ることができませんでした。

【両生類編】

アマガエル(アマガエル科 アマガエル属 学名:Hyla japonica)

【爬虫類編】

ニホンカナヘビ(カナヘビ科 カナヘビ属 学名:Takydromus tachydromoides)

いつみてもかっこいいですね。

シマヘビ(ナミヘビ科 ナメラ属 学名:Elaphe quadrivirgata)

【植物編】

ヤエムグラ(アカネ科 ヤエムグラ属 学名:Galium spurium var. echinospermon)

小さなかわいい花を咲かせていました。

アケビ(アケビ科 アケビ属 学名:Akebia quinata)

ミツバアケビ(アケビ科 アケビ属 学名:Akebia trifoliata)

オオバタネツケバナ(アブラナ科 タネツケバナ属 学名:Cardamine regeliana)

カンアオイsp(ウマノスズクサ科 カンアオイ属)

カンアオイsp(ウマノスズクサ科 カンアオイ属)

カンアオイsp(ウマノスズクサ科 カンアオイ属)

カンアオイsp(ウマノスズクサ科 カンアオイ属)

ヌルデ(ウルシ科 ヌルデ属 学名:Rhus javanica)

カノコソウ(オミナエシ科 カノコソウ属 学名:Valeriana fauriei Briq)

ツルカノコソウ(オミナエシ科 カノコソウ属 学名:Valeriana flaccidissima)

アザミsp(キク科 アザミ属)

かなり巨大な葉なのですが変異の範囲内なのかわからず同定できませんでした。

ノアザミ(キク科 アザミ属 学名:Cirsium japonicum)

オニタビラコ(キク科 オニタビラコ属 学名:Youngia japonica)

サワオグルマ(キク科 キオン属 学名:Senecio pierotii)

この日の新発見第一号。もしかしたら園芸種かもと思っていたので在来種とわかって嬉しかったです。

シロバナタンポポ(キク科 タンポポ属 学名:Taraxacum albidum)

セイヨウタンポポ(キク科 タンポポ属 学名:Taraxacum officinale)

ノゲシ(キク科 ノゲシ属 学名:Sonchus oleraceus)

キブシ(キブシ科 キブシ属 学名:Stachyurus praecox)

イチリンソウ(キンポウゲ科 イチリンソウ属 学名:Anemone nikoensis)

この日の主目的。純白のきれいな花を咲かせていました。ただ側に生えていたキンポウゲ科の植物は花も付けておらず謎のままでした。

ウマノアシガタ(キンポウゲ科 キンポウゲ属 学名:Ranunculus japonicus)

クロモジ(クスノキ科 クロモジ属 学名:Lindera umbellata)

シロダモ(クスノキ科 シロダモ属 学名:Neolitsea sericea)

芽吹き。鮮やかな黄色で遠目には花が咲いているのかと間違えてしまいます。

マムシグサ(サトイモ科 テンナンショウ属 学名:Arisaema serratum)

苞が緑色のタイプ。

苞が通常のタイプ。

キバナアキギリ(シソ科 アキギリ属 学名:Salvia nipponica)

あちこちで芽を出していました。花期の秋が楽しみです。

オドリコソウ(シソ科 オドリコソウ属 学名:Lamium album var. barbatum)

カキドオシ(シソ科 カキドオシ属 学名:Glechoma hederacea var. grandis)

シソ科タツナミソウ属?(シソ科 タツナミソウ属?)

ラショウモンカズラ(シソ科 ラショウモン カズラ属 学名:Meehania urticifolia)

この日の新発見第二号。出かけるたびに何かしらの新発見があって自然観察ツーリングはやめられません。

ガマズミ(スイカズラ科 ガマズミ属 学名:Viburnum dilatatum)

こちらではミヤマガマズミとコバノガマズミが主流でガマズミはめったに見かけません。

ミヤマガマズミ(スイカズラ科 ガマズミ属 学名:Viburnum wrightii)

今使っているコンデジはガマズミなど白い小さな花の集まりが苦手。ピントがなかなか合わなかったり白飛びを起こしたりして不満点の一つです。

オオタチツボスミレ(スミレ科 スミレ属 学名:Viola kusanoana)

シハイスミレ(スミレ科 スミレ属 学名:Viola violacea)

いつ見ても紅色がきれいです。

スミレ(スミレ科 スミレ属 学名:Viola mandshurica)

ナガバタチツボスミレ(スミレ科 スミレ属 学名:Viola ovato-oblonga)

ニョイスミレ(スミレ科 スミレ属 学名:Viola verecunda)

ノジスミレ(スミレ科 スミレ属 学名:Viola yedoensis)

シャク(セリ科 シャク属 学名:Anthrissus sylvestris)

ヤブニンジン(セリ科 ヤブニンジン属 学名:Osmorhiza aristata)

シャクと葉の形が似ているので花が咲いていないと区別が難しそうです。

ミツバツツジsp(ツツジ科 ツツジ属)

アカメガシワ(トウダイグサ科 アカメガシワ属 学名:Mallotus japonicus)

名前の通り新芽は鮮やかな赤色をしています。

クサイチゴ(バラ科 キイチゴ属 学名:Rubus hirsutus)

ミツバツチグリ(バラ科 キジムシロ属 学名:Potentilla freyniana)

ヤマナシ(バラ科 ナシ属 学名:Pyrus pyrifolia)

ヘビイチゴ(バラ科 ヘビイチゴ属 学名:Duchesnea chrysantha)

ヒメフウロ(フウロソウ科 フウロソウ属 学名:Geranium robertianum)

この日の新発見第三号。最初見たときフウロソウ系の花にセリ科のような葉という組み合わせに目を疑い、別の植物が並んで生えているのではないかと茎がつながっているのか確認しました。新しい発見で嬉しいのですが少し微妙なことが...調べてみるとヒメフウロは石灰岩地に多く、自生地も限られており、こちら(山口)は範囲外になっているのです。ネットでも同じような経験をされた人が多いようで園芸種として持ち込まれたものが逃げ出したのではないのかとの書き込みを多く見ました。嬉しいようなそうでないような複雑な心境です。

コナラ(ブナ科 コナラ属 学名:Quercus serrata)

コメツブツメクサ(マメ科 ジャジクソウ属 学名:Trifolium dubium)

ヤマフジ(マメ科 フジ属 学名:Wisteria barachybotrys)

単にフジしかないと思っていたのですがヤマフジという種があるのですね。大きな違いは蔓の巻き付く方向が違うことらしいのですが遠めではよくわからず、もう一つの違い花穂の長さでフジが長く伸びるのに対してヤマフジは短いという点でヤマフジと同定しました。

コガクウツギ(ユキノシタ科 アジサイ属 学名:Hydrangea luteo-venosa)

ヤマネコノメソウ(ユキノシタ科 ネコノメソウ属 学名:Chrysosplenium japonicum)

アマドコロ(ユリ科 アマドコロ属 学名:Polygonatum odoratum var. pluriflorum)

シュンラン(ラン科 シュンラン属 学名:Cymbidium goeringii)

フデリンドウ(リンドウ科 リンドウ属 学名:Gentiana zollingeri)

道路脇に点々と花を咲かせていて、リンドウ好きの私にはたまりません。

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